カップ焼きそば。
その歴史は意外と長い。
初めて発売されたカップ焼きそばは、1974年の7月に恵比寿産業「エビスカップ焼そば」
続いて同年8月にヤマダイが「ニュータッチ焼そば」を発売、
同年12月にエースコックが「カップ焼そばバンバン」を業界初の縦型容器で発売、
1975年に東洋水産が「マルちゃん やきそば弁当」、同年3月に「マルちゃんホット焼そば」、同年同月にまるか食品が「ペヤングソースやきそば」を業界初の角型容器入りで発売、
同年4月に日清食品が「ジョイカップ101焼そば」を発売、と各メーカーが競うように発売している。(Wikipedia参照)
当時は勿論焼きそばと言えばソース焼きそばだったようだが、現在のカップ焼きそばはとにかく個性を出さなければならないのかペヤングを筆頭に様々な味が発売されている。
ペヤングチョコソース味が出た時は耳を疑った(因みに筆者は食べる勇気が無かったが友人が食べていたので今度一度取材してみようと思う)
今回はそんな焼きそば界の中では基本的に王道を行っていた日清から発売された、
日清焼きそば梅昆布茶味
を紹介したい。
珍しい味の焼きそばは大抵がペヤングだと思っていた為、これが妙に目についた。
梅昆布茶味
梅昆布茶には目がない(家に常に置いてある)筆者はもちろんのこと飛び付いた。
正直そんなに冒険物では無いし、味も大体予想が付く。
しかし実際は
予想を遥かに超えてきた
昆布の深い旨味に、海苔の磯の香り、そして所々に散りばめられた梅のフレークがなんとも言えないバランスを取っている。
もともと焼きそば界の三代巨頭(筆者が勝手にそう呼んでいる)の、
UFO
一平ちゃん
の中でも最も麺が美味しいのはUFOだと筆者は強く思っている。
その最も美味しい麺に対して絶妙な味付けがなされている。
これは是非一度試して頂きたい。
もしかしたら焼きそばのスタンダードがソース味では無くなる日がそう遠く無いかもしれない。
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