キニナルキ

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コロナ渦に於いてテーマパークはどう変わったのか。ユニバーサルスタジオジャパン編

2020年、突如世界を襲ったコロナウィルス。

 

日本でもその影響は色濃く、3月頃からあらゆる商業施設が営業休止に追い込まれました。

 

テーマパークもその例外ではなく、ユニバーサルスタジオジャパンは2月29日より営業休止していました。

 

6月には感染者も比較的落ち着き、商業施設も徐々に再開していきました。

 

7月になり再び感染者は増加傾向になりましたが国はwithコロナを掲げ現在の所再び営業休止のような措置はとってはいません。

 

そこで、テーマパークにおける

 

with コロナ

 

とはどういったものなのか、調査してきました。

 

筆者が訪れた日が夏休みも終わった平日だった為か、入口は随分と人が少なかったです。

 

しかしながら人員削減をしているのかチケット売り場がかなり閉鎖されて少なくなっていたので、人がかたまってしまっていました。

 

売上も激減しているので仕方ないのかもしれません。

 

中に入ってみると、

 

人が少ない。

 

とにかく少ない。

 

これはコロナ渦における自粛の影響というよりは、

 

インバウンド客が全くいない

 

という事に起因していると感じました。

 

ここ数年、大阪の観光地はどこに行っても日本人の方が少なく感じる程の状況だったので。

 

そして少し歩みを進めてみると

 

 

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あちらこちらに閉まっているショップが散見されます。

 

これらもやはり人件費削減でしょうか。

 

仕方が無い事かもしれませんが、結構露骨に感じられました。

 

まるで15年前のUSJにタイムスリップしたようです。

 

そして肝心の

 

withコロナ

 

いわゆる感染対策です。

 

まずはアトラクションです。

 

ユニバーサルスタジオジャパンといえばウォーターワールドやモンスターロックンロールショーなど、観劇にも力を入れています。

 

それぞれ1列空けたり、1席空けたりするなどの工夫が見られました。

 

そして、これは凄いなと思ったのが乗り物アトラクションです。

 

一定の時間毎に全ての乗り物を空にして、消毒しているようでした。

 

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当然長時間待たされる事にはなりますが、徹底しているなと感じました。

 

そしてテーマパークといえばお土産物店ですが、そちらは殆どが営業しており絶対的に来客数が少ないので密になっているとは感じませんでした。

 

次に1番の難しい問題である

 

飲食スペース

 

再入場出来ないというパークの性格上、必然的にパーク内で食事を取る事になります。

 

更に営業していないショップが目立っていたので、当然人は一部に集まってしまいます。

 

結果、長時間満席になっており、1席毎に空席にするという対策も取られておらず、ガイダンスに沿っているかという部分では疑問符が付きました。

 

しかしながらお客さんが食べ終わるとその都度スタッフが席を清掃、消毒にまわっていたので出来る限りの事はされていたと思います。

 

総合的に見ると、

 

あらゆる部分に努力は感じられるものの来客数の少なさでなんとかなっている

 

という印象でした。

 

国がインバウンド客の受け入れを再開した時に

 

どうなるのかが心配です。

 

しかし、それはあらゆる業界で言えること。

 

やはり営業側には出来る事は限られています。

 

ひとりひとりの注意や思いやりが大切なのかもしれません。