レトルト食品は便利なものです。
温めるだけで美味しい料理が食べれる。
レトルトといえば1番に思いつくのはカレー
ではないでしょうか。
しかし中には様々な変わり種も存在します。
今回はこの中でも特に目を引いた参鶏湯を購入して食べてみたのでその時のお話をしていこうと思います。
まずこの参鶏湯(サムゲタン)という料理ですが、有名な韓国料理で、まるまる1匹の鶏肉に高麗人参、もち米などを詰め込んで煮込んだスープ料理です。
韓国料理屋さんでよく提供されている料理で、なかなか日本人の家庭の食卓でお目にかかる事は無いかと思います。
真似して作ろうにもまずホール状態の(解体されてない)鶏もその辺のスーパーで手に入るものではありませんし、高麗人参などの薬膳もなかなか。
そんな参鶏湯がレトルトで食べられる!
これは試してみるしかないと、早速購入。
調理方法は湯煎かレンジと書かれていたのですが
あまりにも大きいので開封して鍋に開けてみることに。
簡易的なものかと思っていたのですが、
まるまる1匹の鶏がそのまま入っていました。
レトルトでこれは凄いです。
驚きながらも、温めていきます。
しかし、鶏が大きい為に鍋にかけるだけではなかなか温まりません。
湯煎やレンジをお勧めされている理由がわかりました。
仕方がないので崩しながら温めます。
お玉で押すと簡単に崩れました。
中からは大量の米と、高麗人参。
そしてなんか見た事のない野菜の様なものがゴロゴロと出てきました。
しばらくたって温まった所でお碗にとります。
なんだか見た目はバイオハザード7のアレです。
しかし鶏の香りと薬膳の香りが相まって食欲をそそります。
恐る恐る一口。
ん?
薄い。
とにかく塩気が薄いです。
少し塩を足してみましたが、塩気以外も足りないのかなんだか物足りない印象。
そして何よりもキツイなと思ったのが、骨がボロボロと崩れていくのでそれがご飯に混ざって食べにくいし、気持ち悪いです。
加工の工程で圧力でもかけているのでしょうか。
それにしても数時間の圧力で至る様な脆さではありません。
一応高麗人参も食べてみました。
これもかなり柔らかくて本来あるはずの苦味もほとんど無く、骨と同様本当に箸で少し触るだけで崩れる感じです。
あまり美味しいと言えるものではありませんでした。
しかし、参鶏湯自体はとても美味しい料理です。
やはりお店に行くのが1番ですね。
それでは今回もここまで読んで頂き、ありがとうございました!